ガストなどを運営するすかいらーくホールディングスが、「ガスト」や「ステーキガスト」などの関連店舗、約100店を閉店することを発表しました。
ガストと言えば、友人や家族で気楽に行けるレストランとして、お世話になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで気になるのが、自分の家の近くの店舗が閉店対象かどうかですよね!
この記事では、ガスト(すらいらーく)閉店店舗はどこなのか?閉店店舗リスト一覧を調査。
100店舗には、すかいらーくホールディングスのどの店舗が対象となるのかご紹介します。
ガスト閉店100店舗はどこ?
ガストの閉店する100店舗ですが、現時点ではまだ詳細が発表されていません。
すかいらーくホールディングスは、東北・北関東・中国・四国・九州地方の幹線道路沿いの店舗を中心に、来客の減少が目立っていることを発表していました。
不採算と判断した店舗を、来年(2023年)初めごろ閉じる見通しを立てているようなので、閉店店舗の情報がわかるのはもう少し先になりそうです。
2022年閉店店舗一覧
店舗名 | 閉店日 | 住所 |
---|---|---|
ガスト 綾瀬駅前店 | 2022年10月31日(月) | 東京都葛飾区小菅4丁目10-3 |
ガスト ふじみ野東店 | 2022年10月10日(月) | 埼玉県ふじみ野市駒林元町3丁目1-18 |
ガスト 川口店 | 2022年9月4日(日) | 埼玉県川口市栄町3丁目14-3 |
ガスト平塚海岸店 | 2022年8月31日(水) | 神奈川県平塚市唐ケ原82-1 |
2023年閉店店舗一覧
店舗名 | 閉店日 | 住所 |
---|---|---|
ガスト 宇都宮仲町店 | 2023年1月18日(水) | 栃木県宇都宮市仲町1-20 |
ガスト 新八柱駅前店 | 2023年1月16日(月) | 千葉県松戸市日暮5丁目194 |
ガスト 錦糸町店 | 2023年1月16日(月) | 東京都墨田区江東橋2丁目19-1テルミナ3 2F |
ガスト 青梅河辺店 | 2023年1月16日(月) | 東京都青梅市河辺町8丁目3-1 |
ガスト 富士鳴沢店 | 2023年1月16日(月) | 山梨県南都留郡鳴沢村鳴沢8531-2 |
ガスト 岩瀬店 | 2023年1月15日(日) | 茨城県桜川市西桜川2丁目24 |
ガスト 鶴ヶ島三ツ木店 | 2023年1月15日(日) | 埼玉県鶴ヶ島市大字三ツ木186-1 |
ガスト 銚子店 | 2023年1月15日(日) | 千葉県銚子市東芝町2-1 |
ガスト 大森店 | 2023年1月15日(日) | 東京都大田区大森北1丁目29-1大森柏庵ビル2F |
ガスト 伊豆大仁店 | 2023年1月15日(日) | 静岡県伊豆の国市中島207 |
ガスト 上福岡店 | 2023年1月13日(金) | 埼玉県ふじみ野市上福岡1丁目8-2 |
ガスト 北千住店 | 2023年1月12日(木) | 東京都足立区千住2丁目58ジェイシティ北千住2F |
ガスト 竹の塚店 | 2023年1月11日(水) | 東京都足立区竹の塚5丁目6-2 |
ガスト ときわ台店 | 2023年1月11日(水) | 東京都板橋区常盤台2丁目5-1 |
ガスト ビエラ甲子園口店 | 2023年1月11日(水) | 兵庫県西宮市甲子園口2丁目1番37号 JR甲子園口駅ビル2F |
ガスト 新小岩南口店 | 2023年1月10日(火) | 東京都葛飾区新小岩1丁目44-6新小岩プラザビル2F |
ガスト 杉並和泉店 | 2023年1月10日(火) | 東京都杉並区和泉2丁目22-2 |
ガスト 甲西店 | 2023年1月10日(火) | 滋賀県湖南市夏見356-1 |
ガスト 春日桜ヶ丘店 | 2023年1月10日(火) | 福岡県春日市桜ヶ丘2丁目14 |
ガスト 須磨浦公園店 | 2023年1月10日(火) | 兵庫県神戸市須磨区一ノ谷町5丁目8-25 |
ガスト 玉村町店 | 2023年1月9日(月) | 群馬県佐波郡玉村町大字上之手1688-2 |
ガスト 国分寺店 | 2023年1月9日(月) | 東京都国分寺市本多2丁目1-19 |
ガスト 備後府中店 | 2023年1月9日(月) | 広島県府中市府川町字伊ノ尻373-1 |
ガスト 長崎駅北店 | 2023年1月9日(月) | 長崎県長崎市御船蔵町4番2号 |
ガスト 厚木恩名店 | 2023年1月6日(金) | 神奈川県厚木市恩名1丁目9-7 |
すかいらーくホールディングス系列店の閉店状況
2022年度第2四半期決算説明会では、以下の店舗数が閉店となったことが報告されていました。
ブランド名 | 閉店店舗数 |
---|---|
ガスト | 4 |
バーミヤン | - |
しゃぶ葉 | 1 |
ジョナサン | 2 |
夢庵 | - |
フロプレステージュ | 2 |
ステーキガスト | 1 |
から好し | 1 |
台湾 | - |
むさしの森珈琲 | 1 |
藍屋 | - |
chawan | 1 |
La Ohana | 1 |
その他 | 3 |
閉店店舗があった一方で、新規出店も7店舗(ガスト・バーミヤン・台湾・その他)あり、また「バーミヤン」への転換を図った店舗は7店舗もあったようです。
すかいらーくホールディングスの系列店を含めた店舗数は、現在3,088店舗(2022年6月末時点)。
実は2020年~2021年にも200店規模を閉店しています。
都市部ではあまり大きな影響はないように思いますが、報道にもあったように東北・北関東・中国・四国・九州地方の幹線道路沿いの店舗は対象となる可能性が高いと思われます。
ガストなどの店舗は宅配サービスの利用者も多いので、閉店店舗があったとしても宅配範囲を広げるなどして対応してくれるといいですね。
ガスト(すかいらーく)100店舗閉店の理由
ガストが100店舗閉店という決断に踏み切った理由には様々ありますが、インフレの影響も大きく関わっているようです。
一般的に飲食店の経費は「FLRコスト」が70%を占めていると言われています。
Fはfood「原材料費」、Lはlabor「人件費」、Rはrent「家賃」を示します。
現在、家庭でも同じく打撃を受けているのが、食品や日用品の値上げですよね。
ガストでも円安などの影響で食材(原材料費)の調達コストが上昇しているため、2022年12月期の業績見通しを下方修正。
従来予想では営業利益100億円、当期純損益40億円としていたところ、営業利益が5億円、当期純損益はマイナス20億円と、大幅な下方修正となりました。
営業利益は、なんと20分の1。
さらに、追い打ちをかけたのがコロナ第7波による客足の急減。
今後、すかいらーくでは「客単価の上昇」と「生産性向上」を2軸としてこの状況を乗り越えようとしており、メニューの値上げもやむを得ません。
400店舗が閉店時間短縮へ
さらに、すかいらーくホールディングスの系列店である「ガスト」や「「バーミヤン」など全国およそ400店舗で、次は閉店時間の短縮が2022年9月から行われることが決定しました。
店舗によって時間は異なるようで、30分から1時間の短縮になるので、午後10時半または11時には閉店となります。
対象店舗は、都心部や郊外型など夜間の利用客数が特に落ち込んでいる店舗が中心。
さらに、宅配サービスについてもおよそ300店舗で営業時間が最大1時間の短縮となります。
これには、テレワークの普及などによって夜間の利用客が減少したことが背景にあるようです。
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