堂本剛さん主演のドラマ「金田一少年の事件簿」の第一話「異人館村殺人事件」は現在は放送禁止となっており、視聴することができません。
その理由が「異人館村殺人事件」に使用されたトリックがパクリだと言われていますが、実際のところどうなのでしょうか?
この記事では、堂本剛さん主演のドラマ「金田一少年の事件簿」の第1話「異人館村殺人事件」が放送禁止(動画配信サービスでも欠番)となった理由と、パクリ先と言われた元ネタについての情報をまとめています。
※トリックのネタバレが一部含まれているので、読まれる方はお気をつけください。
金田一少年の事件簿の第1話が放送禁止の理由はパクリ?
堂本剛さん主演ドラマ「金田一少年の事件簿」の第一話は「異人館村殺人事件」が放送されましたが、現在は放送禁止となっています。
その理由は、この話のメイントリックが島田荘司さんの『占星術殺人事件』からの流用であることが、発覚したからです。
現在、原作漫画には一番最初のページにメイントリックを流用していることを明記しています。
島田荘司さんからトリックの流用については後々許可を得られたということですが、ドラマ化に関しては島田荘司さんご本人の意向もあり、再放送はもとより動画配信サービスなどでも欠番となっているようです。(VHS版のみ収録されていますが、なかなか手に入りづらいですよね…)
堂本剛さん主演で初めてドラマ化された作品の第一話ということで、登場人物たちの重要な設定が含まれた回なんですよね。
また、原作漫画を拝読された方たちから一番好きな作品だと言われるくらい、トリックやストーリーが話題となりました。
何度も言うけど、異人館村殺人事件が好きなんだ
— 巻本 知美 (@onikunohitodayo) May 1, 2022
異人館村殺人事件が1番好きなんだけど絶対放送して貰えないじゃない
— ほこり (@UoBoU123da) May 1, 2022
金田一少年で一番好きなの
異人館村殺人事件なんだけど、欠番になっててつら— みずーき (@orchid116my_miz) April 27, 2022
ですが、理由が理由ですから今後も放送される可能性は低いと思われます。
実際、2022年春ドラマとして「金田一少年の事件簿」が約8年ぶりの新シリーズとなって放送されたのですが、その際に『春の金田一祭り~歴代傑作イッキ見せ!~』と題して過去の話題作を再放送しました。
ですが、「異人館村殺人事件」は当然ながら再放送されることはありませんでした…。
金田一少年の事件簿の第一話「異人館村殺人事件」の元ネタ
先ほども少し触れましたが、「異人館村殺人事件」の元ネタと言われているのは、島田荘司さんの『占星術殺人事件』。
この『占星術殺人事件』は1981年に初版が発行された、島田先生のデビュー作。
江戸川乱歩賞の候補にもなり、多くのミステリー愛読家たちからも最強のミステリー作品と言われるほど有名な作品です。
今回、流用だと言われたトリックは、「異人館村殺人事件」では6つの遺体をパーツに切り分けて7人の遺体に見せるというものでした。
要は、7人死んだと思わせておいて、本当は1人生き残っていたという設定。
島田先生が「類例のないトリックである」と自負されていただけに、無断で使用されたのは非常に残念なことですね。
金田一少年の事件簿の第一話放送禁止まとめ
今回は、堂本剛主演ドラマ「金田一少年の事件簿」の第一話が放送禁止となっている理由についてお伝えしました。
その理由は、現在は原作漫画にも記載されていますが、他作品のトリック流用が原因ということでした。
「金田一少年の事件簿」の第一話は、もうお目にかかれない作品とはなってしまいましたが、原作漫画でどのようなストーリーなのかを読むことはできます。
興味のある方は、ぜひ読んでみてください!
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